潰瘍性大腸炎は現在の医学では
完治しないとされていますが

症状が出ないようにする事は出来ます。
患者さんによって
症状、タイプがあるので治療法もそれぞれ違います。

今回は直腸型の軽症~中等症を
経験した私の治療方法を紹介させていただきます。
潰瘍性大腸炎の治療(投薬)
左)メサラジン(ペンタサ)
右)ビオスリー
メサラジン(ペンタサ)とビオスリーは
症状が出ていない寛解期でも必ず処方されるお薬です。
私の主治医が変わった時にこの↑リアルダに変更になりました。
はじめはリアルダだけでしたが
調子が安定せず新たにミヤBM錠が追加になりました。

主治医によっても処方される薬は違うみたいね。

症状が安定してるならどっちでも良いよね。

リアルダの長さが2cmもあって普通の錠剤よりは大きめだから初めは飲みにくいと思うけど慣れてくるよ。

無理せず1錠ずつ服用するようにね。
今の私の状態は直腸型の軽症なので
投薬だけで現在は症状は落ち着いております。
投薬だけでは症状が治まらない場合
↑ペンタサ坐剤を処方されます。
簡単に説明しますと
坐薬みたいな錠剤みたいな薬を
お尻に直接入れます。
寝ころばなくても入れられるので
時間もかからないし副作用も少ないです。
《挿入方法》
袋から出したら早めに挿入します。
自分の挿入しやすい体勢で挿入しますが
そのままだとスムーズに挿入しにくいので水で濡らしてから挿入します。

私は水よりベビーオイルとかオリーブオイルとかワセリンの方がスムーズに挿入できたよ。

手を綺麗に洗ってから挿入するのを忘れないようにね。
ペンタサ坐剤でも症状が治まらない場合
注腸が処方されます。
今は処方されていないので
画像が無いので申し訳ありませんが、
簡単に説明しますと100mlの液が入った容器に長い管を付けて
寝ころんだ状態でお尻から液を流し込むという感じです。

長い管といってもお尻に入れるのは5cm~7cmくらいで痛くないので安心してくださいね。
私が処方された事があるのは2種類あって、どちらかの処方になります。
注腸の種類
ペンタサ注腸
液の中に白い粉が入っているので
振ってから使用します。

ちゃんと振ってから入れないと粉が詰まって出てこないから注意が必要です。
ステロネマ注腸
こちらは透明の液です。

ペンタサ注腸と違って粉が入っていないのでステロネマ注腸の方が入れやすいです。
副作用
ペンタサ注腸
使いにくし私の場合、
液を入れている時から下痢の時みたいな腹痛(しぶり腹)
になるので注腸の時はステロネマにしてもらっています。

しぶり腹が無かったらこっちが良いんだよね副作用も無かったから。
ステロネマ注腸

私にはよく効く半面、副作用が辛かったです。
- ムーンフェイス
- 食欲旺盛
- 体が元気すぎる
1.ムーンフェイス
その名の通り顔が真ん丸になります。
むくんだ感じです。

私は面長なのですがビックリされた事があるくらい丸顔になります。
使用期間中に自動車免許証の更新があって
その時の写真がムーンフェイスだったので記念に写真を保存しています。

面白いくらい別人になりますよ。
2.食欲旺盛
脳が、おかしくなってるって思う程
すごーーーく食べてました。
脳に満腹伝達がいっていない感じで

気づいたら背中の皮が前に引っ張られるくらい、お腹パンパンになってました。

今まででそんな経験はないな。

私もステロネマ注腸を使ってる時に初めての経験だったよ。
むくみもあるけど食欲旺盛だと太っちゃうので食欲を抑えるのが出来なくて大変だったよ。
3.体が元気すぎる
そんなに寝なくても平気だったり
仕事してた時は、いつもよりテキパキ動いて働けるので

私って健康!と勘違いしてしまうくらいでした。薬の力でも動けることが嬉しかったの。
副作用による影響
むくんだからか食欲旺盛で
太ったからなのか肉割れがスゴかったです。
お尻、膝裏が特にヒドかったです。
肉割れ?デブ線?妊娠線みたいな線
足がむくんでるし少し太くなった感じはしてました。

久しぶりに会った姉に太った?って言われたしね。
無駄に元気なので
仕事も動きまくってましたので、
しゃがんだ時とかにピキピキっといったんだと思います。
当時の写真を上げようか悩んだのですが、
やっぱりエグいので…
現在はまだマシにはなりましたが止めておきます。

肉割れは1度割れてしまうと元には戻らないので食欲を抑える努力をしましょうね。
終わりに
私の場合はストロネマ注腸で症状が治まるようになりますが、
もし注腸でも症状がある場合は入院して絶食するそうです。

でもこの判断は主治医によっても違うの。
でも10年前に治療していた頃よりは
現在はいろんな薬が増えてきています。

私が再燃した時は投薬治療をしてそれで症状が落ち着かなければすぐにステロネマ注腸で副作用が辛かったけど現在は注腸の前にペンタサ坐剤が処方されるので副作用が少なくて助かってます。
患者さんの状態、重症度でも
違ったりしますので患者さんに合った治療を行いますが
今回は軽症と中等症、直腸型の私の
治療法について紹介させていただきました。
↓ポチっと応援お願いします。