大腸内視鏡【検査当日】下剤(ビジクリア)から検査までの体験談。

潰瘍性大腸炎

ここまでで内視鏡検査の下剤を飲む前まで紹介させていただきました。

あとは下剤と検査だけだね。

それでは大腸内視鏡検査を受ける為に下剤を飲む所から検査までの流れを紹介しますね。

大腸内視鏡を受ける予定の方に参考になればと思います。

大腸内視鏡検査の下剤や前日の記事は下記のリンクからどうぞ。

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大腸内視鏡の下剤から検査までのレポート

下剤を飲む前に2つお伝えしておきます。
1つ目は下剤を飲む日です。午前検査の方は前日の夜飲んで、午後の検査の方は当日の朝飲みます。

なるほど確かに検査が午前と午後とでは時間全然違うもんね。

2つ目は今回飲む下剤は通常2リットル飲むタイプではなく錠剤の方になります。

錠剤の下剤って水かお茶を2リットル飲まないといけないやつだね。

2リットルの下剤がどうしても飲めなくて変えてもらったの。
3種類の2リットルの下剤どれもダメだったな。

人それぞれ合う合わないがあるよね。

今回は午後の検査だったので朝からレポートしていくね。

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4時30分

就寝前に服用した
ピコスルファートナトリウム内用液0.75%が効いて

腹痛で目覚め15分間隔くらいで

トイレとベッドの往復が3回続きました。

夜10時30分に飲んだので6時間後に効き目がでました。

3回目は泥状の便になっていたので
早く腸が綺麗になるかもと期待大でした。

8時30分

ここからは大腸を空っぽにする為に下剤を飲みます。
下剤のビジクリアと水2リットルの服用開始です。

錠剤を5錠1粒づつ烏龍茶で流し込んでいきます。(水でもOK)
それを15分以内に行い10回繰り返します

1錠が大きいので薬を飲み慣れていないとキツいかな?

1錠づつ飲んだ方が良さそうだね15分あるし。

無理なく飲んだ方が良いからね。

お茶、水は温めてもOKですよ。お茶はペットボトルのものにしましょう。

マグカップに入れかえてレンチンだね。

服用1回目
変化なし。

服用2回目

服用しようとした時に腸がギュルギュルしたので次で出てくるかも。

3回目
飲み終えてトイレへ。
出している感じは水が出ている感覚。でもまだ泥状の便

4回目 変化なし。

5回目
まだ泥状の便。

順調に苦なく飲めてます。

6、7回目 変化なし。

8回目

寒気がしたので水と烏龍茶をレンチンして温めて飲みました。

ここでやっと水便

でも、まだ水の色が濃いので薄くなるのを目指します。

10回目

全部余裕で飲む事が出来ました。

とても嬉しい嬉しすぎます!!!

楽に飲めて良かったですね。

2リットルの下剤は今まで飲めた事なかったから嬉しい。

家を出るまでに3回トイレに行きましたが
まだ、ちょっと色が濃いかな?という感じでした。

ビジクリアを飲んだ後

  • 下剤を服用中は指定以外の水分は摂ってはいけない。
  • 検査時刻の2時間前も水でも飲んではいけない。

ビジクリアは腸が綺麗になるのに
時間
がかかるそうでお腹が張ったり苦しくなる人が多いそうです。

私は液体の下剤の方が苦しくてお腹が張って飲めなくなったので。

やっぱり人によって違うからいろいろ試さないと分からないね。

病院へ

腸に水分が溜まってる感覚がありながら
車で病院まで送ってもらいました。

検査で鎮痛剤を使用するので、検査を受ける当日、患者さんは
自転車、バイク、車の運転して来てはいけません。
総合受付で保険証、診察券などを提出し
今度は検査受付へ行って血圧を測ります。

待ち時間の間にもトイレに2回ほど行きました。

着替え

名前を呼ばれ検査着に着替えます。
検査着の下はキャミタンクトップ1枚は着て大丈夫です。

その日は肌寒かったのでヒートテックを着てキャミにしました。

注射があるので袖が無い方が良いですよ。

上は膝下までの例の水色検査着を着て、
下はお尻の部分に切り込みの入ったハーフパンツみたいのを履きます。

検査室の前で待機しますがその間にも便意があったので許可を得てトイレに行きました。

3回程行きましたが水便の色もまぁまぁ薄くなっていました。

その待っている間に
鎮静剤の注射の準備をします。
検査台に寝てすぐに鎮静剤の注射の液を入れる為です。

腕に注射の針を刺して注射器を固定します。

針を刺す場所は肘の内側です。

採血する時と同じ場所だね。

検査室へ

いよいよ本番です。
検査台に仰向けに寝ます。

先程の鎮静剤の注射の出番です。

注射器から針の間が管で繋がっていて
レバーをひねると注射液が腕に入っていきます。

血管に液が入っていく感覚が分かって面白いですよ。

わりとすぐに頭がぼーっとしていきます。
カメラを入れる前にカメラが入りやすいようにお尻にジェルを塗ります。

女医さん
女医さん

カメラ入りますね。

頭がぼーっとしていますが意識はあります。

見た感じ細いホースみたいな管みたいなのをお尻から入ります。

腸にカメラが入ってる感じはもちろん分かります。普段ない感覚なので毎回変な感じです。

私の表情や状態を見ながら
先生と看護師さんが優しく話しかけてくれます。

体制を横になったり仰向けになったり
足を組んだり結構コロコロ体制を変えます。

大腸に疾患がある私はやっぱり痛いです。炎症がある部分をカメラが通る時も痛いかな。

え、痛いの嫌だな。

大丈夫、腸が健康な人は痛くないらしいしね。あと、ふくよかな人も痛くないらしいよ。

こればっかりは検査やってみないと分からないんだよね。

カメラが進んでいきますが、カーブの所は少し痛いです。

ここでも看護師さんが痛くないように、お腹を押さえてフォローしてくれます。

白衣の女神登場


潰瘍性大腸炎の私はやっぱり痛いので
看護師さんが
赤ちゃんを寝かし付けるように

体を優しくポンポンとしてくれます。

私が痛みに耐えていた時に
不安からか痛いからなのか
看護師さんの手を握りたかったのですが

仕事の邪魔になると思うので
ただベッドを軽く叩くことしか出来ないでいると

看護師さん
看護師さん

これを持ってたら安心しますよ。

丸めたタオルをくれて

私には女神にしか見えませんでした。
白衣の天使じゃなく白衣の女神です。
↑丸めたタオルはこんな感じ

そのタオルを痛いときに握りしめたり持ってるだけで安心しました。

先生と看護師さんの優しさに触れながらも
カメラがどんどん進んでいきます。

終盤になるとカメラの管から
黒いワイヤーを入れ腸の細胞を採取していきます。

痛みなどはありません。

後日検査結果がでるそうです。
多分この細胞採取するのは腸の病気がある患者さんだけかもしれません。

痛みの違い

情報によりますと
大腸内視鏡が痛い人痛くない人の違いはふくよか痩せているかの違いです。

ふくよかの人の方が広い面積の中に腸が入っているので
カメラも通りやすいんですね。納得です。

大腸内視鏡、終了


内視鏡自体は20~30分くらいだと思います。

結果はその日に教えてくれました。

自分や先生の都合で後日になる場合もあります。
大まかな結果は検査が終わってすぐ言ってくれました。

空腹と検査の終えた安心感で
ヘロヘロになりながら、ゆっくり着替えました。

検査後に検査室から他の人が普通に歩いて帰っていくのが羨ましかったな。

その人はきっと検査だけの人だな。
大腸に疾患がなかったからだよきっと。

お会計

着替えて検査の受付で
検査後の注意事項などの紙をもらって総合受付へ

呼ばれるまで待ちます。

私が初めての時ですが
大腸内視鏡検査自体は6000円くらいでした。

なので1万くらい持っていけば大丈夫そうですね。

お会計を済ませお迎えを待って帰宅しました。

大腸内視鏡後の食事

検査後はなるべく消化の良い物を食べましょう。

せっかく検査が終わったのにまた消化の良い食事?

そうなんだけど検査後は食べたくても食べれないの。

それもだけど急に普通の食事すると胃腸がびっくりしちゃうしね。

なので母親が作った茶碗蒸しを食べました。

もう最高に美味しかった

あと林檎を食べたら
苺の酸味がとてつもなく美味しかったです。

検査を終えた翌日から普通の食事がとることが出来ます。

終わりに

という事で食事の調整から内視鏡までの長い時間が終わりました。
いかがだったでしょうか。

私は潰瘍性大腸炎の患者で
10回程の大腸内視鏡検査の経験者の立場のレポートになってますので
健康な方とはちょっと感覚、感じ方が少し違うかもしれません。

少しでも私の経験が参考になれば嬉しいです。

食事の調整も以前紹介した検査食を前日に食べていれば大丈夫ですし
検査後の水でさえものすごく美味しく感じます。

毎回検査が終わる度に

好きな時間に食べたいものを食べれるって何て幸せなんだろうって思います。

普通に生活できる事に感謝できるって良いね。

なので内視鏡検査も嫌な事ばかりでは無いなと思えました。




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